25年ほど童貞をやっていました。
基本的に女の子と一緒の空間にいるだけで手が震えて、一緒にご飯を食べる機会が出来れば、箸を持つ手が震えました。
ネットで童貞というワードを聴いただけで、動悸がして、ネガティブな気持ちにさせられる。
そういった自分と決別するために、筆者は行動をすることにしました。
自分でも不思議に思っていることなのですが、童貞であり、なおかつ、そんな自分にも焦っているにも関わらず、行動はしなかったのでした。
童貞が童貞である所以は、こういったところにもあるのだと思います。
童貞の悲劇は、童貞が作るのです。変わるべきなのは環境ではなく、自分。
そういった前置きをし、今回の記事を執筆していこうと思っております。
25歳童貞がやったことは。
童貞は遠回りする。
なるべく、上手いことやろうとして、正面からぶつかろうとしないのだ。
頭の中で可愛い女の子と一緒にいて、理想的な立ち振る舞いをする自分をシミュレートする。
それでも、目の前に実物の女の子が出てきた瞬間、そんな気持ちは霧散してしまい、現実を知る。
「ああああ、、あ、ああ、いや、、あ」
と。
そういったことをやっていた結果、20歳の時から、女の子の顔すら見ようと思えなかった。
しかし、窮鼠猫を噛む。25歳の時に行動を始めたことをきっかけに僕は変われた。30歳の頭が見え始めたとき、本気でやばいと思ったとき、人は動き始めることが出来るのだと思う。
ケツに火がつくことととはまさにこのことだ。
僕が始めたこと。
女の子と話せるようになることが、第一だと思った。
そもそも、25年間生きてきてまともな会話なんてしたことがなかった。
どんなことを言えば、女の子が喜んで、どんなことをすれば、会話が継続できるのか。
それも、業務的な会話でなく、当たり障りのない会話をすることが出来るのか。そこんところが、本当に何もできなかった。
しかし、現状として、女の子とで出会う方法が一つもなかった。出会う方法がないのであれば、当然話すことも無理だ。
そこで、生まれ始めてマッチングアプリを使った。今まで活用したことがなかったのだが、活用することに決めた。
これだけでも、本当に勇気を出した。マッチングアプリをダウンロードするだけでも、手が震えた。
それでも、マッチングアプリをダウンロードしたときに、ちょっと自分が変われる期待感があって、ワクワクした。
実際に行動してみる。
実際に行動をしてみると、分かったことがある。
それは、マッチングアプリといえど、
女の子と連絡をするには勇気がいる
ということ。
これは、一種の狩りだ。男は大昔から狩りをしていて、その中で獲物を捕らえることが役割の一つだった。恋愛においてはそれが色濃く出るモノだと思った。
そして、気付いたことがあって、美人に声をかけるのは無理があると思った。緊張してしまって、ろくにコミュニケーションも取れない。
だから、自分と趣味が合う女の子で、相手もそれほど経験がない女の子に絞ることにした。ここにマッチングアプリの強みがあると思った。
相手の趣味や性格を事前に知ってから連絡を取れるのだ。
生まれて初めて、女の子とデートした。
そして、マッチングアプリに時間を費やすこと1週間、生まれて初めて女の子とデートした。
思ったよりも不細工だった(すいません)。写真よりもエラが張っていたのだ。
それでも、それがかえって僕の緊張を和らげてくれた。それでも、十分に緊張して、散々復習していたフレーズがみんな飛んで行った。
しかし、相手も、緊張していたらしく、全く会話が進まない。地獄のような時間だった。一分一秒が長く感じた。
そうして、意味も分からず、近場のジョイフルで最後の晩餐をして別れると、その後、その女の子とは一切連絡を取らなかった。
それでも、生まれて初めて女の子と話すことが出来た。そこに進歩を感じて、自己を肯定する気持ちが生まれた。
女子に慣れるために試行回数を増やした。
マッチングアプリは月額がいる。それが、財布に響いた。
僕は浪費をする方だ。ソシャゲは遊戯王をやっていたし、FGOもやっていた。
それでもマッチングアプリに課金をするのは、また違う罪悪感があった。
何してんだろうな。
と。普通なら、そんなことをしないで彼女なんて作れる。
マッチングアプリなんて、言わば恋愛弱者のやることなのだ。
そういった自分が恨めしくなって、努力なんてやめてしまおうと思った。しかし、自分の立場を考えると立ち止まることが出来た。
マッチングアプリを使って、初めての女の子とデートした以降。マッチングアプリに触れる機会が増えた。緊張は無くなっていた。
女の子に自分から連絡するときは相変わらず、ど緊張するが、それでも女の子を探すときはむしろワクワクするようになった。
成長を実感した。
2度目のデート。
2度目のデートに行った。
1回目の反省から、思ったこと。
それは、女の子、とりわけ経験がない女の子程、自分から会話するのが苦手であるということだ。
自分から会話を始めることが出来る女の子は、希少種と考えて良い。
だから、男は自分が滅ぶ覚悟を決めて、会話をしなければならない。リードしないとならない。
そうして臨んだデート。
出会った相手は、そこまで可愛くなかっただろう。でも、可愛く見えた。それは服装がちゃんとしてたからだ。
彼女はわきまえていた。変に着飾っていなかった。そして、礼儀も素晴らしく、話しやすかった。
そして、事前にアニメ好きということも知っていたことから、会話を切り出すことが出来た。会話が弾んだ。
すごくぎこちなかっただろうけど、それでも、会話のキャッチボールが出来ていた。
京都水族館をデートの場所に選んだんだけど、イルカショーなんかよりも、横ではしゃぐ彼女が気になった。
悪くない昂ぶりを覚えた。
しかし
しかし、物事は上手くいかない。
2度目のデートを取り付けようとするが、断られた。
こんなに楽しんでくれたように見えたのだけど、結局楽しんでいたのは自分だけだったのかもしれない。
思い返してみれば、途中から彼女は愛想笑いが増えていなかったか。
デート途中から、僕は会話をすることに躍起になって、口が良く回っていた。
自分では、いいと思っていたのだけど、それは大きな間違いだったのだ。自然な会話が出来ないと意味がない。
マッチングアプリを使って進歩がありました。
しかし、マッチングアプリを使い始めて、2か月ほど2回しかデートに行けなかったのだけど、女の子に会う方法は勉強できた。
そこからは、回数が増えた。
思ったことは、
質よりも量
ということだ。
学生時代の恋愛は、そりゃ質だ。
でも、社会人になれば、仕事もあるし質なんかにこだわっていたら、いっこうに出会えないのだ。
だから、下手な鉄砲も~みたいな感じで、ともかく回数をこなすことに終始し、その中で自分の戦い方を見極めていくのがいいのだろう。
そして、良い相手と巡り合えたら、その出会いを大事にすればいい。相手が自分を良いと思うかは微妙だが、それでも自分が良いと思う相手と出会うことはできる。
そこに活路を見出すのだ。
マッチングアプリを使って、4人目、初めて付き合うことが出来た。
そして、経験が積み重なれば、精度が上がっていく。
マッチングアプリを使って4人目、初めて付き合うことが出来た。
アニメの話から連絡を取り、そこから、会話が弾むのであれば、しばらくスマホで会話する。
そして、ある程度気が合うのであれば、出会ってみる。4か月ほど使い続けてみると手慣れてきて、緊張する癖は抜けていた。
生まれながらに、女の子と会うのは緊張する癖があると自分で思っていたのだけども、実際に回数を重ねてみるとどうにかなることに気づく。
初回のデートは上手い具合に切り上げて、2度目のデートは静かな場所に行く。水族館が良いと思った。そして、3回目のデートでいざ勇気を出して告白してみた。
すると、OKをもらえた。
相手はそれなりに恋愛経験がある女の子だったけど、それでも、上手くいった。
付き合ってみて分かった事。
致してみることは、そこから先のことになるのだけど、まあ付き合っていったら何とかなる。
というのが、思っていることだ。
それよりも、一度付き合ってみると本当にいろいろなことが分かった。
まず、そこまで女の子には期待しなくてもいいということだった。
期待をすると、相手が疲れるし、自分も疲れる。女の子は確かに男と違う。けども、人間なのだ。
だから、期待せずに向き合っていくのが良い。
それから、
童貞でも需要がある
ということだ。
彼女に童貞の俺となんで付き合ったの?
なんて、寒いことは言っていない。でも、付き合っていく中で
俺と付き合ってくれたのはなんで?
と聞いてみると、
気が合うと思ったから
というシンプルなことだった。
結局、必要最低限の会話が出来て、楽しむことが出来れば後は何とかなるのだ。最終的な問題は人間的な部分になってくる。
最後に、女の子と付き合ってみると、やる気が出る。
それまでに、やろうと思っていたけどもめんどくさくてやらなかったことがたくさんあった。
料理の勉強とか、筋トレとか、資格の取得とか。そういった類の物だ。それに挑戦することが出来た。
いまこうして書いているブログも、恋愛をする前はやろうと思っていたのだけど、出来なかったことだ。
それなりに本を読んで、そこから文章に直す練習をしていれば、案外かけることは多い。
今現在の話。
今は30代で、その女の子とは別れてしまって、それなりに遊んでいるのだけども、あの時にやった恋愛のおかげで変わることが出来た。
それなりに美人の女の子と付き合う手段も身に着けることが出来た。
しかし、色々付き合う中で結局のところ行きつくのは
相性である、
という至極当然のこと。
多くの童貞は
美人じゃないと意味ない
と、高をくくっている。
僕だってそうだった。
経験こそが、美人を打ち解ける最強の武器
でも、「千里の道も一歩より」みたいな感じで、そもそも女を知らない限り、美人と付き合うことなんて無理なのだ。
くわえて、美人と付き合うなんてことは、めぐりあわせによる部分が大きい。
だからまずは、一人の女の子と真剣に付き合うのだ。いざ自分の理想の相手と付き合えた時に大事にできるよう。
マッチングアプリは18禁である。全てのアプリがだ。それゆえに男はオオカミみたいなやつが多い。それを踏まえて女の子も出会いがほしいのでマッチングアプリをする。
そんな中で、紳士的な男はかなりの需要がある。
あえて言えば、童貞はスキマ産業なのである。実際に僕も童貞だからわかったのだけど、経験さえ積んで出来ることが増えれば、良い相手とも巡り合うことが出来た。
そういったことも踏まえて、まとめである。
童貞が卒業するには
- とにかく出会いに重視する
- 絶対に失敗はするが、その失敗を次に活かす
- 結局は慣れるので、心配するな
- 女の子と付き合えた得た特典は一生残る
以上のことである。
オススメの出会い系
そして最後に、ブログ主が使っている出会い系を紹介して終わる。
イククル(18禁)
である。
使い勝手よし、相手を見つけやすいので重宝している。
この出会い系をマスターしてみよう。恋愛をマスターする以前に出会い系をマスターするところから始める。
すごく情けないように思われるが、実際にマスターできれば、めちゃくちゃ捗り、恋愛に対する抗体ができやすい。
イククル(18禁)
健闘を祈る。